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マール・ブラン marle blanc

愛猫ペルシャチンチラの成長記録

marle * blanc(マール・ブラン)〜 ご案内 〜
チンチラ・シルバーのユキマール(雪丸)の成長記録をメインに、そのほか諸々の雑多な記録です
雪丸: 2007年8月22日生 ペルシャ猫チンチラ♂ 若殿 2007年11月に家にやってくる
Roxi: ロキシ 管理人 雪丸のお世話係w チンチラ・シルバー大好きー、シルバーにハマる

猫以外のことも適当に扱っておりますので、どうぞお気楽にご覧ください。
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~2009/9/28 のお話~

今回は遺伝性腎疾患である多発性嚢胞腎(PKD)という病気について
勉強と自己啓発を兼ねて 記事にしてみようと思います~v
拙い点もあるかと思いますが よろしくです

※ユッキーさんがこの病気ってことじゃないですよv

・・ではまず

遺伝性疾患(先天性疾患)のなかで何故PKDか?

というと

この病気はペルシャ猫(チンチラ、ヒマラヤンなど)および
エキゾチックショートヘアーに 発症が多いと知られる病気だからです‥

一応このブログにチンチラ繋がりで来られる方も
いらっしゃると思いますので‥
PKDについて調べて書いてみよう! ということにv


とりあえずチンチラ繋がりのユッキーさん写真‥v



PKDという病気を知らなかった方には
存在を少しでも知ってもらえれば‥
と思います~

なおPKDはペルシャ系統の猫に多い遺伝性疾患と紹介しましたが
他の猫種でももちろん発症がありますし
日本猫系統のMIX猫にも発症することがある‥ ということですので
ペルシャじゃないからといって安心はできません~
是非知っておいてもらいたいと思います‥v


多発性嚢胞腎(PKD)とは
腎臓の内部に水分の詰まった「嚢胞」が次々にできていく遺伝性疾患ということです

PKDは進行性の病気であるため 初期には症状が現れないのです‥
つまり子猫の時に発症していても 日常生活で飼い主が気付くことは困難ということです‥

最初は嚢胞も小さくまた数も少ないのですが 腎臓内に嚢胞が次々にできて大きくなっていくことで 腎臓に負担がかかり腎機能障害を起こします‥

腎機能が低下すると‥ 慢性腎臓病(腎不全)の症状が出始めます
最終的な死因は腎不全ということです

要するに 症状として現れた場合には
既に病気が進行している状態‥ ということになりますよね~


※腎不全の症状については ご自分で調べてくださいねv


ご存知の方も多いと思いますが・・・

腎臓という臓器は猫にとって負担がかかりやすい機能のため
高齢になると大抵の猫の腎機能は低下してしまうそうです~‥

なので腎不全の症状を知っておくことは大切だと思う‥
知っておくと早期に気付いてあげることができますから

ウチの先代の猫 ブーにゃんも最期は慢性腎不全で生涯を終えました‥
15歳でした

腎不全の症状が出ていたにもかかわらず
早期に気付いてやることができなくて・・・
発見が遅れたので 最後のほうはもう点滴入退院の繰り返しで・・
苦しい思いをさせた‥ と思ってます

先代猫のブーにゃん(名前はシルビー)
すでに腎不全の症状が出ていた頃の写真‥



PKDもそのようですが 早期発見できれば
食事療法など対処療法で 少しでも進行を遅らせる可能性が出てきます・・

腎臓というのは肝臓のように再生機能がないため
できる限り早期発見し腎臓への負担を減らすことで 進行を遅らせるという
対処療法を行っていくしかないのだそうです~・・

腎臓ってとっても大切な機能ですよね~


早期発見‥ を繰り返してきましたが

ではどうやってPKDを早期発見できるのか?

というと

PKDは大部分は超音波(エコー)によって簡単に診断できるため
これにより早期診断が可能ということです・・

超音波診断は生後10ヶ月以降ならば98%正確に行われるとのこと・・

定期的に健康診断をしている猫さんも多いと思います
超音波診断をしていれば早期に発見できるということですね~


実は去年ウチのユッキーさんの去勢手術をする前に
血液検査と健康チェックはしてもらってたのですが・・

ワシはこのPKDや先天性疾患というものについて少し調べていて・・
不安というか心配があったので獣医さんに先天性の病気はないか?
ということも聞いてみました‥
一応「大丈夫健康体ですよ‥」と言われてその時は安心をしていたのですが・・

今あらためて自分でこの記事を書いていて
「やっぱエコー診断してもらわないとだな~・・」と思いました・・

ユッキーは12月にワクチン接種があるのでその時に血液検査と健康チェックはしてもらう予定なのですが・・
エコー診断も事前に予算を伺ってみて できそうだったらしてもらおう!
と今思っています・・


あと飼い主さんが猫の体を触ってチェックも大事ですね‥

PKDは進行すると腎臓が拡大していくので
わき腹のあたりが膨れてくるという症状が現ることもあるそうです‥

特にペルシャなど長毛猫の場合 外見だけでは判断しずらいですから‥
日頃から常に愛猫の体を触っておかなくては・・・
と再確認しました~v

まぁでも触診でPKDを発見した場合には
病状はかなり進行している‥ という意味にもなるのでしょうが・・・



・・・最後に

PKDは遺伝性疾患・・ ということは
親猫から病気の因子を受け継いだ場合に 発症する病気‥ということです

PKD常染色体優性遺伝の病気です
常染色体優性遺伝についても一通り自分では調べましたが
それについて書くのはここでは割愛させていただきます・・
(興味ある方は調べてみてください 勉強になりますよv)

・・簡単に言うとABO式血液型の遺伝のA型とB型のタイプ(優性)と思ってください

片親猫からこの病気の遺伝子をもらった場合
もう片親猫から正常な遺伝子をもらっても必ず発症します
(遺伝学的には)
それが優性遺伝という意味だそうです・・

なので一番の予防法としては この病気を発病した猫は繁殖しない
ということだそうです‥


・・長くなりました~
久々に真面目に書いたので 凄く時間もかかったし疲れました・・
でもたまには勉強にもなるしいいかな‥と思います
もしも記事が何かのきっかけになってくれれば幸いです・・v

ここまで読んでくださった方有難うございます~・・v

ここまで読んでくれた方なら 自分にできることは何か?
を考えて下さると思います・・v









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